将来の臓器移植のドナーはブタかも、遺伝子編集技術CRISPRで「異種移植」の実現に進展 - GIGAZINE

将来の臓器移植のドナーはブタかも、遺伝子編集技術CRISPRで「異種移植」の実現に進展 - GIGAZINE:

豚の心臓や肝臓などいろいろな臓器を人間に移植することが現実に近づいてきたというニュースです。

CRISPR/Cas9の技術を利用することでこれが実現できると。

「遺伝情報の中に隠れた25個のブタ内在性レトロウイルスを特定し、削除することに成功した」とのことです。



現在、アメリカでは臓器の提供を待ちながらも(提供が少ないため)毎日22人のひとが亡くなっていると別のニュースでありました。

臓器移植を待つ人にとっては、その入手困難は何より深刻な問題であることは容易に理解ができます。動物によってそれが解決されるならと願うのは当然でしょう。



宗教上の理由(動物愛護などの観点)からの反対もあるようですが、豚は大量に毎日屠殺されて食べられているので、この点からはクリアできるのではとのこと。

豚を食べないムスリムの人たちに取っては、豚からの臓器移植は抵抗があるかもしれないとのニュースもありました。



数年まえまでは、全くこのような世界は実現可能性が見えていなかったのですが、急激なか科学技術の進化は人間の可能性に革命をもたらしています。

人類のまえには、もうそこまで「地球絶滅」「人類の終焉」が来ていると喧伝する宗教家や似非知識人がたくさんいます。

この地球上で活躍する優れた科学者がブレイクスルーをもたらしてくれていることを多面的な視点で見ていくことが重要と思います。ほぼすべてのこのような科学者は善意の人です。



環境問題、核兵器、原子力利用(それにともなう核のゴミ問題)など、「もう人類終わり」と思わされるような事例は多くあります。惑わされないようにしたいものです。

以前、ローマ・クラブというものがあり、地球の絶望までの時間を発表していたことがありましたね。(本質的にはいいことをしていました。)しかし、これを利用して脅しをかけてくる宗教家や政治家・結社のようなのがたくさんいて、私なども(中学生から大学生の頃)だいぶんと引っ張られました。消えてしまいましたね。

エネルギー問題でも、ピークオイルといような説が湾岸戦争の後など何度もなんども分かったような学者・評論家によって喧伝されました。原油は決して地球からなくなりません。シェールなどは当時だれも知らなかったけど、今はガソリンを大いに安くしてくれています。



私は科学の力を信じたいと思います。そういう視点で勉強してみるとすばらしい世界が沢山あります。(残念ながらTVや新聞ではそういう情報はまったく得られない...)




コメント

  1. 肝臓移植は、生活を脅かす肝疾患に苦しむ患者にとっての最終的な救いとなります。手術は高度な医療技術と、ドナーと受容者の完全な一致が必要です。手術後は、定期的な医療管理と薬物療法が必要ですが、成功すれば患者は健康な生活を送ることができるでしょう。 海外 肝臓移植

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