「Panama Papers」という税金逃れの実態を明らかにする文書が...

「Panama Papers」という世界の裏金の税金逃れを詳細に記した極秘文書が漏洩した。
20億ドルにのぼる不正蓄財の詳細資料が...
世界のジャーナリスト達が1年以上を掛けてお金持ちで且つ権力を持つ世界のリーダーが海外のタックス・ヘイブンを使って彼らの巨大な資産を隠し、お金を洗浄(マネー・ロンダリング)し、罰則を逃れ、税を逃れる詳細を明らかにした。
文書の名は「Panama Papers」と呼ばれ、1,100万にのぼる暗号化された内部文書である。パナマの法律事務所「Mossack Fonseca」が関わってきた世界128人の詳細な記録であり12名の現職及び前職の世界のリーダーが含まれている。
パナマではオフショア・ビジネス(税金逃れの不正経済活動)は違法ではない。しかし、国のリーダーやビジネス界のトップ達がそれを利用することには深刻で大いに議論が沸き起こっている。
この文書ではプーチン大統領の側近たちが如何にして秘密裏に20億ドルにのぼる巨額を彼の命令下で銀行や影の会社(シャドウカンパニー)を利用したかを明らかにしている。
また、ウクライナの大統領ペトロ・ポロシェンコが2014年に大統領に選ばれたのち、その時期には東ウクライナでは多くの兵士が戦いの中命を落としていた時であるが、如何にして自己の富を増やしていたかが明らかにされている。
エジプトのムバラク大統領、リビアのカダフィ大佐、シリアの現大統領アサドが秘密のオフショア・カンパニーに関わっていたことを明らかにしている。
アイスランドの首相、パキスタンの首相、サウジの王様、アゼルバイジャンの大統領などが利用するオフショア・カンパニーについても明らかにしている。
メキシコの麻薬王たち、ヒズボラのような過激組織、北朝鮮のようなならず者国家と取引をした明確な証拠に基いてアメリカ政府がブラックリストに載せた少なくも33名と会社が含まれている。
今回の秘密資料の開示について、NSA(米国 国家安全保障局)の秘密を世界に開示したエドワード・スノーデン氏はジャーナリストの歴史に於いて最大のリーク事件であると位置づけた。
このPanama Papersは1年ほどまえにドイツの新聞社に最初にもたらされたものであった。世界のジャーナリストがこれまでその内容について精査を行ってきたものである。


このファイルにはイギリスのキャメロン首相の亡父が関わったオフショア取引の詳細も記載されている。キャメロンは、タックス・ヘイブン改革を推し進める政策をとっているが...
 世界的なサッカー名選手であるスペインのリオネル・メッシと彼の父はパナマの会社のオーナーであることが記載されている。メッシのオフショア取引は、スペインで現在税のがれとして大きな問題化している。


BBC日本語記事
 元記事 BBCの記事