「南スーダン」をめぐる難題(上)「自衛隊だけ無傷」の保証はない

「南スーダン」をめぐる難題(上)「自衛隊だけ無傷」の保証はない | 新潮社フォーサイト:
南スーダン情勢について、「まともな」記事があったのでシェア致します。
引用アフリカの小国の運命など気にかけている暇はないと言えばそれまでだが、問題は、こういう国際的視野を欠いた関心の持ち方を続けていると、世界の武力紛争に日本としてどうやって対処すべきかについての議論の質が一向に向上せず、国際社会の現実から乖離していくことである。

現在、100,000人の南スーダン人が飢餓で死に瀕しています。数百万人が家を追われ、荒れ地に移住したり、隣国に逃げ混んだりして難民となっています。世界が協力してこの人達に手を差し伸べることが必要であり、当然のことです。
国連はPKOを組織して人道的な立場から介入しています。日本も自衛隊を派遣しています。

南スーダンの情勢について、イギリスBBCはしばしば報道を行っています。
これは、最新の(26日)報道です。
この記事では、内戦のため食料がなく多くの子どもが栄養失調に陥り、飢餓状況にあること。家を追われて湿地に逃げ込んだ人たちのために、国連の航空機が空から食料を投下している。しかし、戦闘の激しい地域には行けないため、そこで食料を待つ人たちには届けることができないとも報じています。

不思議な事は日本のマスコミは、南スーダンの人たちがどれほど苦しんでいるのか、内戦はどういう情勢なのかをほとんど報じません。全く不可思議なことです。
南スーダンの情勢を日々、詳細に伝えるのマスコミの使命と思います。その上で、日本国民がどう行動すべきかを考えることです。現地の状況を伝えること無く、世界の視点からは全く理解不能な論理を振りかざす人たちを詳細に報じるマスコミとは何なんでしょうか?

ローマ法王に南スーダン訪問を要請する動きも出ています。世界に大きな影響力を持つ法王が訪問すれば、より南スーダンへの世界の関心が高まるからでしょう。
Pope Studying Possible Trip to South Sudan


日本の野党は、これだけ悲惨な状況が生まれている南スーダンを見捨てて自衛隊の撤退を強く主張しています。
「人道」という発想は、無いのでしょうか?(安倍総理が困れば、それが全てに優先するという恐ろしい考えを持っていると私には思えます。)

国連は戦後の歴史のなかで、今の南スーダンと同様な内戦で当該国の国民が大量に死んだり、虐殺された事実の上で学んできました。現在のPKO舞台の派遣はその学習の結果です。


以下は、今日の日本のニュースを「南スーダン情勢」で検索した時の見出しです。(BBCのような報道をするマスコミはほぼありません。危険だから日本の記者は南スーダンへ取材にいってないのだろうか?)写真クリックで拡大