A Crack in an Antarctic Ice Shelf Grew 17 Miles in the Last Two Months

A Crack in an Antarctic Ice Shelf Grew 17 Miles in the Last Two Months - The New York Times:



南極のラーセンC棚氷に大きな亀裂ができている。長さは100マイル(160km)、広いところでは32キロもの幅がある。この亀裂が延びて棚氷全体に渡ることになると嘗て無いほどの大きな氷山が出現することになる。これは、今後数ヶ月内に起こる可能性が強いと見られている。

棚氷は、山の上に乗った氷河が海に進出してくることによってでき、海に浮かんでいる状態にあり、同時に氷河の流れを押し戻している。棚氷が別れてしまうと氷河の海方向への流れが加速することなり、より速いスピードで海へ大陸に乗っていた氷河の氷が降りて来ることを意味する。

ラーセンCは棚氷で既に海に浮かんでいる状態なので、これが亀裂で離れて氷山になったとしても海水面の上昇ということにはほとんど影響がない。しかし、これの背後にあり大陸に載っている巨大な氷河が(それを押しとどめている棚氷がなくなることで)どういう影響を受けるかが心配である。これらが海に融け出すと海水面の上昇に大きな影響を与えることが考えられる。

ラーセンCの崩壊は、西南極にある大陸上の巨大な量の氷河が不安定な様相になることを意味する。