Eurozone Sets Sunday Deadline for Greece Financing Deal

Eurozone Sets Sunday Deadline for Greece... (The Wall Street Jounal)

ユーロ圏側はこの日曜日を最終期限と定めた。ギリシャは緊急融資を求めているが貸し手側(ユーロ側)は国民投票が拒否した政策の受け入れ実行をもとめている。

メルケル首相は日曜を協議妥結の最終期限とし、大幅な内容の見直しにも言及はしている。しかし、ギリシャの債権をカットするというような方向性は一切含んでいない。
「ギリシャの負債問題が解決される方向性を議論しなければならい。ギリシャとの間にあるギャップをどう埋めるかではなく、”ギリシャが何をできるか?”である」とメルケル首相は述べている。
つまり、投票で国民が拒絶した「歳出削減や根本的な経済の見直し」を真摯に取り組むことであり、今までは議論の俎上に乗せてこなかった「労働市場の自由化」や「国有財産の民営化」などもやってもらわねばならい。とメルケル首相。「但し、これらはすぐに結論をださなくてもいい。11月までに2年計画のプログラムをつくってくれればいい。」「短期と長期のこのようなプログラムがあればギリシャのコミットの度合いがより透明性を持つことになるから」メルケル首相。
日曜日に再びユーロ圏会議を持ちギリシャへの救済支援の可能性を決めることになる

現在、一週間以上もギリシャの銀行は営業を停止しており預金の流出はより膨らんでいる。20日に迫った38億ドルの債権償還ができないことになるとECB(ヨーロッパ中央銀行)はギリシャの銀行などへの融資を一斉にストップすることになる。これは、ギリシャの金融機関のメルトダウンを意味する。
Tsipras首相はブリュッセルに来て、現在の交渉をまとめる意味で月末までのユーロ圏からの融資継続を打っ得て行った。しかし、ユーロ圏側は納得できるギリシャの対応策が見えていないと言及。

「国民投票後も実際には何も変わっていない。」とギリシャに若干穏健的なフランスの発言。
Tipras首相は61%の国民の支持をもとにユーロ圏へ融資を要求しているがメルケル首相は「時間切れが近い」と態度は強硬である。「改革がなければ我々がギリシャに対して取りうる道は無いのだ」とも。

20日の償還にギリシャが対応出来ないと一月以内に二度目のデフォルトとなり、ECBは緊急融資が困難になる。それは、ギリシャの多くの銀行が破綻することであり、ギリシャ政府に自国通貨の発行を迫ることになる。

ギリシャの負債は(昨年末時点での)GDPの177%にも達している。先月支払いを出来なかった相手であるIMFはギリシャの債務が減少するにはユーロ圏のより踏み込んだ救済支援が必要だとの見解にある。ヨーロッパの混迷は依然として深い。