New Horizons snaps Pluto from eight million km

New Horizons snaps Pluto from eight million km (BBC)

障害発生以来、はじめての冥王星の映像(800万キロの距離からの)をNew Horizonsが送信してきた。(かなりはっきりし始めてきた)
この映像では、”クジラ”と仇名される暗い地域とハート型に近い明るい地域が見えている。謎だ。
来週の再接近ではハッキリするだろう。14日、この日は50年前にマリナー4号がはじめて火星に近づきデータを送ってきた記念の日である。(フランスとは関係ない。^_^)マリナー4号が取ったデータの5,000倍を収集する予定。
再接近では12,500キロまで近づく、この時 搭載した高解像度カメラ「Lorri」はピクセルあたり100mの解像度で撮影する。冥王星表面の色の分析はカメラ「Ralph」が受け持つ。

現在の推定では明るい地域は凍った一酸化炭素で覆われ、暗い地域は炭化水素の溜場ではないかと考えられている。これは現在の推定に過ぎない。来週の火曜日にはこれより500倍も質のいい写真を手に入れることができる。

再接近時は、ほぼ秒速14kmという猛スピードで通過する(冥王星軌道に載って周回する事はできないスピード)
このとき、冥王星とその5つの月の写真とデータを既に設定してあるプログラムに従って自動取得する。

New Horizonsが収集したデータを地球に送信するのは非常に大変なことで、冥王星との距離は45億キロもあるため送信時のビットレート(送信スピード)が極めて低い。全てを届けるまでに16ヶ月も掛かることになる。

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